赤ちゃん連れ旅行の鬼門でもある飛行機内の時間。そんな機内を快適に変えてくれる強い味方がバシネットです!
今回はそんなバシネットについて紹介します。
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バシネットとは?赤ちゃんと飛行機に乗る際の必須アイテム

赤ちゃんと一緒に飛行機に乗る時、バシネットは快適で安全な旅をサポートしてくれるアイテムです。
バシネットとは、主に新生児や2歳未満の赤ちゃんのために提供されるベビーベッドのようなもので、機内の最前列のシートに取り付けられていることが多いです!
具体的には、最前列のシートの壁の部分を折り畳みテーブルのように倒すことができ、この部分赤ちゃん用ベッドを置いて赤ちゃんを寝かせることができるようになっています。
これがあれば赤ちゃんをずっと抱っこしていたり、膝の上に乗せておかなくてよいので楽ですね!
バシネットの位置と取り付け場所
飛行機のバシネットは、バルクヘッドと呼ばれる最前列のシート前方の壁に設置されるのが一般的です。バルクヘッドは座席と通路の間に設けられた仕切りであり、この壁にバシネットが取り付けられるため、スペースが広めの座席が用意されていることが多いです。特にエコノミークラスでは、最前列のシートは足元のスペースが広く、赤ちゃんと一緒に座る際にも快適に過ごせます。ただし、最前列のシート全てにバシネットが取り付けられているのではなく、限られた席にしかないので、予約時に空いているかきちんとチェックしましょう!
バシネットの使用方法と注意点
バシネットは飛行機が安定飛行に入った後に使用可能になります。離陸と着陸の時は安全性の観点からバシネットを使用できないため、膝の上に赤ちゃんを座らせる必要があります。また、バシネットは体重が10~12kgまで、または身長が70~75cmまでの制限の場合が多く、それ以上大きくなるとバシネットが使用できなくなるため注意してください!
子供の成長、特に赤ちゃんの成長は早いので、予約時は制限内に収まっていたけど搭乗時に超えているとなった場合は使えなくなってしまいます!
また、バシネットはあくまで赤ちゃんが寝ている時に使用するため、起き上がりたがった場合は抱っこしないといけません。ちょうど寝てくれるような時間を狙って乗るとよいですね。
どの航空会社でバシネットを利用できる?予約可能な航空会社例

バシネットを提供している航空会社は多数ありますが、各航空会社によって提供条件や予約方法が異なります。以下は、バシネットの予約が可能な代表的な航空会社の例です。
日本航空(JAL)
JALは国際線でバシネットを提供しており、機内のバルクヘッドシートで使用可能です。体重10.5kg以下の赤ちゃんが利用でき、事前に電話やウェブサイトで予約が必要です。席に限りがあるため、早めの予約が推奨されます。
全日本空輸(ANA)
ANAも国際線でバシネットの利用が可能で、こちらもバルクヘッドシートに設置されます。体重10kg以下、身長71cm以下の赤ちゃんに対応しており、オンラインや電話で予約が可能です。
カタール航空
カタール航空は国際線で赤ちゃん用のバシネットを提供しており、快適で広めのバルクヘッドシートが割り当てられます。事前予約が必須で、バシネットの使用は体重11kg以下、身長75cm以下の赤ちゃんが対象です。
エミレーツ航空
エミレーツ航空もバシネットを提供しており、特に長距離フライトでの利用が便利です。オンラインや電話で予約可能で、バルクヘッドシートに取り付けられます。体重11kg以下の赤ちゃんが対象です。
シンガポール航空
シンガポール航空は広めのバシネットを提供しており、赤ちゃんの体重が14kgまで対応可能です。国際線で事前予約が必要で、オンラインまたはカスタマーサービスに連絡して予約することができます。結構大きなお子さんでも乗せられるので、体重がオーバーしそうという方はシンガポール航空がよいかもしれませんね!
バシネットの予約方法と注意点
バシネットの予約は、各航空会社のウェブサイトや電話を通じて行います。予約時には、赤ちゃんの体重や身長を確認し、航空会社の規定に合うかどうかをしっかりとチェックすることが必要です。航空券の購入後は、なるべく早く座席指定してバシネットの予約をしてください!1つの便にバシネットが1~2個という場合もあるので、航空券の予約はできたけどバシネットは取れなかったということも起こってしまいます。。
バシネットの利便性:長時間フライトでの安心感
バシネットの最大の利点は、長時間のフライトでも赤ちゃんが横になって眠ることができる点です。長距離のフライトでは、赤ちゃんを抱っこし続けることは思った以上に負担がかかります。バシネットがあることで、赤ちゃんが快適に眠れるようになるだけでなく、親も体力を温存できフライト後にぐったりということも少なくなりますね!
さらに、バシネットを使うことで両手が自由になり、食事や本を読んだり、荷物をあさったりも楽になります!
バシネットを利用できない場合どうする?
バシネットが利用できない場合、赤ちゃんと快適に過ごすための他の選択肢も考えておきましょう!たとえば、抱っこ紐やスリングがあると、フライト中も赤ちゃんを抱っこしながら両手を自由に使えるようになります。また、航空会社によっては、特別な赤ちゃん用シートを提供しているところもあるため、事前に確認すると良いでしょう。以前私の子供が1歳の時に飛行機に搭乗した際はヒップシート付きの抱っこ紐を使用したのですが、太ももに食い込んでかなりキツかったです、、
同じ姿勢でいることも視野に入れて用意できるとよいですね!
まとめ:バシネットを最大限活用すると赤ちゃんとの飛行機旅行が快適になる!
バシネットは、赤ちゃんとの飛行機旅行を快適にするための装備です!事前に予約をばっちり行い、バシネットの予約や赤ちゃんに必要なアイテムを揃えておくことで、フライト中のストレスを大幅に軽減できます。バシネットを活用して、赤ちゃんと一緒に安心して空の旅を楽しみましょう。
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