【片道1万円の差】ヨーロッパへ短い時間で快適に行ける、フィンエアーのエコノミーコンフォート搭乗レポート!

【片道1万円の差】ヨーロッパへ短い時間で快適に行ける、フィンエアーのエコノミーコンフォート搭乗レポート!

先日ヨーロッパへ旅行に行った際に、フィンエアーというフィンランドの航空会社を利用しました。今までのエコノミークラスの長旅は、長時間狭い空間にいることに対して、それなりの覚悟を決めて乗っていましたが、フィンエアーのエコノミーコンフォートに搭乗してみて予想以上の快適さにびっくり!今回はフィンエアーの良いところや、搭乗レポートをまとめてアップしちゃいます!

関連記事
予約方法はこちらでどうぞ

航空会社を選ぶ際のポイント

いくらお金を節約するためとはいえ、LCC等の格安航空で長距離路線に乗って、現地にヘロヘロの状態で到着しても楽しめませんよね。ヨーロッパだと、短くても片道10時間はかかりますし、できることなら快適な旅にしたいです。そんな航空会社を選ぶ際のポイントを紹介します!

航空会社を選ぶポイント
①安全性の高い航空会社か?
②ストが起きにくい会社か?
③アクセス時間が短いか?

①安全性の高い航空会社か?

当サイトではおなじみの安全な航空会社ランキングでも紹介している通り、やはりどうせ乗るなら安全性の高い航空会社の方が良いですよね。いくら安全と言われる空の旅とはいえ、不安を抱えながら乗るのは避けたいという方も多いと思います。安全な航空会社ランキングのTOP20に入っている会社であればまず間違いはないので、第一条件としてはここを重視して選びましょう!

②ストが起きにくい会社か?

これは明確に断言はできませんが、ヨーロッパの航空会社(交通機関)は不定期にストが発生するため、最悪の場合飛行機が欠航ということも考えられます。例えば今回のイタリア旅行では、日本-イタリアへ唯一の直行便を運営しているアリタリア航空(ANAはアリタリア航空のコードシェア便)は実質的に経営破綻状態のため、ストの発生を懸念して使用を断念しました。意外と盲点のなるポイントですが、注意して選びましょう!

③目的地までのアクセス時間が短いか?

直行便で行かない場合、どこかしらの都市で乗り換えることになります。わざわざ遠回りして行くのも身体的にきついため、なるべく所要時間が短い航空会社を探しましょう!乗り換えありの場合、その航空会社が拠点とする空港での乗り換えとなるのですが、一般的に設備が豪華なのにお手頃という評判の中東系の航空会社は、ヨーロッパ諸国まで乗り換え時間込みで約20時間かかります。直行便か乗り換えありか、乗り換えであればどこで乗り換えかというのもポイントです!

フィンエアーってどんな航空会社?

italy_spain_honeymoon_7
それでは、フィンエアーってどんな会社なんでしょうか?
フィンエアーは、フィンランドのフラッグシップキャリアで、フィンランドのヘルシンキを拠点としています。日本のJALと同じ航空連合のワンワールドに加盟していることから、JALとのコードシェア便も飛ばしています。実は日本から一番近いヨーロッパと言われる国がフィンランドなんです!成田からフィンランドまでの所要時間はおよそ9時間30分と、他の西欧諸国よりもかなり近い距離にあることが分かります。そのため、ヘルシンキでの乗り換えを考えても他のヨーロッパの国への所要時間は合計15時間程度で行けちゃうんです!

フィンエアーのオススメポイント

それでは、今回搭乗したフィンエアーのどんなところが良かったかを実際に感じたポイントで紹介します!

フィンエアーの良いところ
・機体が新しい
・JALがコードシェア便として運行している
・事前の座席指定が可能(有料)
・エコノミーコンフォートの席が安いのにめちゃくちゃ快適!

機体が新しい

・フィンエアーが東京-ヘルシンキ間で使用している機体は、エアバス社のA350という最新機です!最新だけあって、とてもキレイで座りやすい!社内のディスプレイもタッチパネル式で、わざわざキャビンアテンダントさんを呼び止めなくても飲み物や軽食を注文することもできます!
italy_spain_honeymoon_14

JALがコードシェア便として運行している

さらに、成田-ヘルシンキ間はJALがコードシェア便として運行しています。コードシェア便とは簡単に言うと、異なる航空会社の便なのに同じ飛行機にお客さんが混在していることです。例えばフィンエアーの航空券を買ってもJALの航空券を買っても同じ飛行機となります(単独運航の便もあります)。この便に乗るとJAL側の日本人のキャビンアテンダントさんが乗っているので、語学に自信のない方でも安心です!写真右上のJLから始まる番号がJALの便名です。
italy_spain_honeymoon_6

事前の座席指定が可能(有料)

海外の航空会社の多くは、オンラインチェックインの際にしか座席指定ができません。これはどういうことかというと、搭乗36時間前から開始となるオンラインチェックインをし忘れて当日空港についてから、横並びの席がないということもありえるということです!そんな事態を何としても回避するためには、座席指定を事前に行うことができるかが重要となります。ヨーロッパの航空会社だと、いずれも有料ではあるものの、フィンエアーの他にエールフランスやKLMオランダ航空が可能です。

この中で、私がフィンエアーを選んだ一番の理由がエコノミーコンフォートが快適という点です!
日によって料金が変わりますが、私が座席指定をした日程の指定料金は下記のような感じです。

italy_spain_honeymoon_15

一番安い席で2500円程度、かたやエコノミーコンフォートは1万円程度と、およそ3倍の値段することが分かります。これだけの金額の差でもエコノミーコンフォートを選ぶ理由は、次の章で紹介します!

Advertisement

フィンエアーのエコノミーコンフォート搭乗レポート

今回、フィンエアーのエコノミーコンフォートに搭乗したレポートを紹介します!まずはじめに、他の航空会社のプレミアムエコノミーとの違いについてです!

他の航空会社のプレミアムエコノミーとの違い

一般的に、航空会社各社はエコノミーとビジネスクラスの中間として、プレミアムエコノミーという座席を設けるケースが増えてきました。ビジネスクラスには手が届かないけど、エコノミーはきついからちょっといい条件で行きたい。。というまさに庶民にはぴったりの条件です!ただ、いくらビジネスクラスより安いといっても、結構高い!!

金額の差

例えば、こちらはANAの東京-ロンドン路線のエコノミーとプレミアムエコノミーの価格差です。
economy_price
見ていただければわかるように、片道で5万円ほどの価格差があることが分かります!
一方のフィンエアーのエコノミーコンフォートの金額は約1万円!往復にすると、およそ8万円ほどの金額の差があることが分かります!
yoyaku7_2

シートピッチの違い

一方で、一番重要なシートピッチにはどのくらい差があるのでしょうか?シートピッチとは、前の座席との間隔のことで、これが広ければ広いほど快適だということができます。下記の表を見ると、フィンエアーが約90cmに対し、ANAが97cmとなっています。確かにANAの方が広い!けど金額は結構違う、、これは人によって判断が分かれることでしょう。ただ、フィンエアーの座席も通常の席より15cm近く広くなっていますので、普通に考えたら全然問題ないと思います!

航空会社エコノミープレミアムエコノミー
フィンエアー約78cm約86cm~約91cm
ANA約79cm約97cm

エコノミーコンフォート搭乗レポート

続いて、実際に搭乗したレポートです!こちらの写真を見てください!一番前の座席ということもありますが、足が伸ばせる程のシートピッチがあります!
italy_spain_honeymoon_8
実際に座った時の様子
italy_spain_honeymoon_9

この座席が、エコノミーに片道プラス1万円で手に入るのであれば、これは選ばない手はないはずです。10時間の間狭い席で苦しみながら乗るよりも、断然こっちの方が良いと思います。
また、この席に乗った方向けに、マリメッコポーチに入ったアメニティセットや、ノイズキャンセリングヘッドホンも付いてくる!
italy_spain_honeymoon_13
アメニティには、アイマスク、耳栓、靴下、歯ブラシが付いてきます。

italy_spain_honeymoon_11
ノイズキャンセリングヘッドホンは、思った以上に良い!飛行機のゴーっという音を消してくれるので、寝る時にもオススメです!

おまけ:ヘルシンキ空港について

italy_spain_honeymoon_12
フィンエアーに乗ると、ヘルシンキ国際空港で乗り換えるのですが、ここにはムーミンカフェなるものがあります!ムーミンは実はフィンランド生まれ。かわいいムーミンに囲まれながら、旅の疲れをいやしてくれます!

皆様もヨーロッパに行く際は是非フィンエアーを選択肢に入れてみてください!

関連記事


旅行記カテゴリの最新記事