欧米圏へ旅行する際には必須となるチップ。果たしてタイのプーケット旅行の際には必要なのでしょうか?プーケットで主にチップが必要となる場面と払い方、相場を徹底解説します!
チップとはそもそも何か
元々チップとはサービスの規定の料金と別に、そのサービスに対しての感謝の気持ちとして現金を渡す習慣のことです。欧米の国々やそれらの国の旧植民地の地域でみられます。それらの国では、従業員の給料がチップを見越して低く設定されていて、チップの収入が生活に直結している人たちが多いです。
チップをもらうために頑張って、サービスを向上させる!という非常に合理的な仕組みですね。
プーケットでチップは必要!
結論から言うとプーケットでチップが必要な場面は多いです。日本と同様、元々タイにはチップ文化はありませんので、タイ全土でチップが必要なわけではありません。ただし、プーケットに行くとわかりますが、欧米系の観光客がめちゃくちゃ多いです!
そのため、プーケットではチップを払う観光客が多いため、自然に文化として根付いたと考えられます。
ただ、チップがないとサービスの質を落とされたりとかそういうことはありませんので、アメリカ等に行く時ほど神経質になる必要はないと思います!
プーケットでチップが必要な場面と相場
チップが必要な場面は下記の3シチュエーションです!その中でもチップを渡す必要度に応じて「必須度」の指標を加えました!この辺は感覚の問題なのですが、プーケット内で場面別にチップを渡すのが当たり前か否か度合いで100%で載せています。例えば50%だったら、渡す人もいれば渡さない人もいるという感じです。
レストランでのチップの相場と払い方
屋台等の野ざらしのお店では基本的に必要ありません。また、お会計を持ってきてもらった時にサービス料が含まれていたらチップの分も含まれているということなので、なくて大丈夫です。サービス料が含まれていなかった場合は、料金の5-10%程度が相場と言われています。チップの渡し方としては、お会計が終わって席を立つ時にテーブルにチップを置いておくようにしましょう。
ホテルでのチップの相場と払い方
②ハウスキーピング(ベッドメイキング)をしてもらった時 20-50バーツ(必須度:50%)
③ルームサービスを利用した時 20-50バーツ(必須度:50%)
ホテルでチップを渡す場面は上記の3つです。他は特別に何か対応してもらった時に渡すようにしましょう。
基本はスタッフに直接渡し、ベッドーメイキング等で渡す際は、部屋の目立つ場所に置いておくようにしましょう。このあたりの金額はホテルのランクによっても異なるため、高級ホテル等に泊まった場合は少し多めに渡すようにしましょう。
スパでのチップの相場と払い方
②高級なマッサージ・スパ 100バーツ(1時間あたり) (必須度:100%)
マッサージやスパに行く人も多いですが、チップは一通りの施術が終わったタイミングで渡しましょう。服を着替えている場合もあるので、現実的にはお店を出る前になることが多いと思います。チップの金額は時間に応じて渡しましょう。
マッサージやスパで働いている方のお給料は、チップ前提で低めに設定されていることが多いため、基本的には100%支払うようにしましょう。
現地ツアーでのチップの相場と払い方
ツアーといっても大人数のツアーと少人数のツアーがあります。大人数の場合には支払う必要はなく、必要な場合も少人数ツアーだけで良いでしょう。
支払う場合は大体100バーツをガイドさんに、別で運転手がいれば100バーツプラスで渡すと良いと思います。
タクシー、トゥクトゥクでのチップの相場と払い方
タクシーやトゥクトゥクについては、基本的に料金自体が交渉性なので、チップは渡す必要はありません。メータータクシー等に乗った場合も、おつりの端数程度を渡す程度で良いでしょう。荷物を運んでもらったり、プラスアルファの対応をしてもらった場合は、ちょっと多めに渡してあげると良いでしょう!
チップをいつ渡せばいいんだろう、、とストレスがたまりがちですが、あまり気にせずに良いサービスをしてもらったらチップを渡すという気持ちで旅をすると良いと思います!